株式会社芳沢スクリーンはスクリーン製版、写真製版、サイン・ディスプレイを専門とする精密機器製造用ツールを作成する会社です。

ソフトウェア開発・装置開発（製造事業部）

プリント基板製造のための、ソフトウェアや装置の開発を行っております。

①ジュピター[デジタル計測システム]

ジュピターⅡは、画像から寸法を計測する画期的なシステムです。

CCDカメラ・フラットベットスキャナー・デジタルカメラなど画像入力装置から取り込まれた画像を入力し簡単な操作で計測ができ、結果を保存することで再利用や履歴の管理に役立てられます。製造当時の諸条件を製作物の画像と一緒に保存し社内品質の管理ができ、またこの画像データを利用しISOの為の管理ファイルも作成できます。
万一発生してしまった不良品に関しても画像データをインターネット等を使って状況確認から客先への対応など迅速に処理できます。
これまで品質管理等の情報は、常にアナログ的な情報（写真画像等）で管理されておりましたが、ジュピターⅡではこれらの管理画像情報をデジタル化し共有化を可能に致します。

▷エリア計測　数センチ以上の範囲（フラットベットスキャナー等）

　・スキャニングされたプリント基板の画像データより全長や基準となるポイントからポインまでの計測が可能です。
　（フィルム／プリント基板の全長・基準穴（パッド）間の距離や面付のピッチなどの計測等）

▷ピンポイント計測　1cm×1cm以下の範囲（ジュピター用CCDカメラ等）

　・限られたエリア内のポイントからポイントまたは各種形状サイズを計測します。
　（フィルム／エッチング後の配線パターン・穴径・穴とパターンのズレ・基板断面など）

▷極小ポイント内計測　数ミリ以下の範囲（CCD付き顕微鏡等）

　・各種形状の一部を拡大し計測します。
　（配線パターンのショート・ピンホール・パターン／レジストのエッジ・微小穴形状など）

▷保存・管理

　・各種入力装置で入力し確認された画像は、ビットマップ等のファイルとして保存・管理が可能です。
　（サムネイル表示機能など）

▷ジュピターⅡの主な機能

　❏計測機能
　　取り込んだ画像の任意の２点間をクリックするだけで距離と角度を計測できます。
　　円・直線等の計測補助機能を備えておりますので、より正確な計測が可能です。

　❏結果保存
　　計測結果は、画像データとして保存し再利用・再編集が可能です。
　　取り込んだ画像のズームや角度補正を行うことができるためより正確に計測ができます。

　❏スケール表示
　　簡単に寸法を確認することが可能なスケール表示機能があります。
　　スケールを表示したまま、画像を保存できますので、後々画像を確認する際により分かりやすくなります。

　❏自己スケーリング
　　正確を維持するために、基準寸法の校正を行うことが可能です。

　❏画像管理
　　取り込んだ画像は計測結果とともに保存（サムネイル表示機能あり）し簡単に確認・再利用ができます。

　❏色分解（オプション機能）
　　画像の二値可またはRGBの色成分を取得して画像から検査物を解析できます。

ジュピターⅡ　イメージ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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②ドリルデータ編集ソフトウェア　Pluto

Plutoは、ドリルデータの編集・作成・効率化（最適化）を行うソフトウェアです。

プリント基板製造用ドリルデータの入力、ドリルデータの編集・出力がこの一台で可能です。
特にデータのツールパスソーティング（最適化）に優れており、これまでのデータに比べドリル加工機の効率をよりアップすることができ、加工時間の短縮に繋がります。
また、問題となりやすい長穴データの作成・修正・編集機能は従来の手作業を簡略化し、効率よく長穴データを生成することが可能となります。
編集後のデータを図面として、出力できますので次工程へ指示書や各種提出用図面としてご利用頂くことができます。

▷Plutoの主な機能

　❏各種ドリルデータ入力
　　Hitachi、Excellonを代表とする各種ドリルデータの取り込みが可能です。

　❏ドリルサイズの一括変更
　　製造ファクタによるドリルサイズの一括変更が可能です。

　❏長穴データの作成
　　従来、非常に手間がかかった長穴データを画面上で確認しながら作成することができますので、
　　非常に効率よく作成し作成ミスも少なくなります。

　❏パネル化（サブプログラム対応）
　　面付けデータをパネル化し、サブスト対応加工機の場合サブプログラム出力を行うことが可能です。

　❏図面出力
　　編集前、編集後のデータを図面出力することが可能です。PDFに出力することも出来ます。

Pluto イメージ

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